生涯住む家を考える 一戸建てとマンション
住宅を購入した時多くの方が最初に購入した家に生涯居住することになります。
一戸建てとマンション双方メリットはたくさんあります。
どちらが自分のスタイルに合った生活ができるか、一生を通しての住まいを考えて行きましょう。
・比較をする
まずは比較をしてみましょう。
双方生活スタイルや購入計画、生涯コストも変化してきます。
比較しやすい部分をみていきます。
・生涯コスト
前述の内容です。
「住宅ローン返済＝生活できる」わけではありません。
ライフサイクルコストというものがありますが、これは建物を維持するためにかかる費用です。
ここで早速違いがあります。
まず共通する部分は「火災保険」です。
住宅ローンを組む際には借り入れ条件として発生します。
1年の単年契約から、最長10年までの契約が結べます。
次に「固定資産税」です。
土地、建物には価値があります。
エリアや坪数、構造によって金額は変化しますが、項目としては毎年必ずかかるものです。
異なる部分は「維持費」です。
項目でいうと「管理費」「修繕積立金」「駐車場代」となります。
こちらはマンションに居住する際に発生します。
建物自体はオーナーが所有するので、月々積み立てをしてある一定の時期に修繕を行っていきます。
一戸建て場合は自己管理になるので、月々というよりはいずれ必要になるであろうリフォーム費用を自分自身で管理して工面します。
・防犯面
これはマンションの方が充実しています。
一つの建物に一世帯だけ生活するわけではないので、防犯カメラやオートロック機能はほとんどの建物で整備されている印象です。
管理人もいるので突然のトラブルにも即座に対応してもらえます。
反対に一戸建てはリフォーム費同様自己管理です。
最近の住宅ではオートロック機能を標準化している会社も増えてきていますがカメラなどは個人で準備することになります。
また、階数もマンションよりは低くなりますので侵入しやすい環境ではあるかもしれません。（あくまでマンションと比べてですが）
ここまでの比較だけでも大きな違いがあります。
バリアフリーや立地条件、資産価値など比較出来るところはたくさんあるので多方面の比較をしてみましょう。